自分の夫が浮気をしていることを知ってしまった場合、浮気について追求せずにはいられないものです。
しかし、いざ夫を問い詰めるとなると、言い逃れするんじゃないかや逆ギレしてくるんじゃないかと心配になるでしょう。
夫に浮気しているでしょうと正直に尋ねても、素直に浮気を認める人はそうそういないのではないでしょうか。
また、感情に任せて夫に激しく叱責してしまうと夫婦の関係性が悪化する恐れやそもそも話し合いにならなくなってしまう可能性があります。
そうなってしまうと、結局お互いが感情をぶつけ合うだけで、浮気していたかどうかの有無も有耶無耶になってしまいます。
もしも夫に浮気の有無について聞き出したいのであれば、事前準備がとても大切になってきます。
浮気を問い詰めるためのポイントをしっかりと理解して、夫に事実を認みさせましょう。
今回は、夫に浮気を問い詰める際に、トラブルになることを避け、事実を追求する方法を説明していきます。
浮気が発覚した際の対処が今後を左右する?
一度浮気をした男性は、二度三度浮気を繰り返す人が統計的にも多く見られます。
浮気がバレたにも関わらず、2度3度と浮気を繰り返す人は、最初の対処の方法が間違っていた可能性があります。
一番最初に、夫がものすごい勢いで謝ってきたため、もうしないと約束して一度許してしまっていませんか?
一度許してもらえたと思うと、謝ればまた許してもらえるだろうと甘い考えを持つようになります。
もちろん、問い詰められてすぐに浮気を再開するような人はなかなかいませんが、ほとぼりが冷めた頃を狙って、浮気を繰り返す可能性が高いです。
そうならないためにも、浮気が発覚した最初の問い詰め方が重要になってきます。
つまり、問い詰める前に事前準備を徹底して行うことで、浮気の再発防止につながるということになります。
いきなり追及するのNG?
夫のメールやLINE、普段の行動で浮気の疑いを持つことがあります。
そうした場合、その証拠を持っていきなり浮気しているでしょうと問い詰めたくなるでしょう。
しかし、いきなり追及するのは一番行ってはいけません。
なぜなら言い逃れができてしまうこともあり、また妻に浮気がバレるのはメールからや〇〇をしていたからだと夫が認識してしまうからです。
浮気のバレる原因さえ分かってしまえば、夫はバレないようにメールやLINEを消去したり、疑われるような行動をしなくなってしまいます。
つまり、確証を得る前に浮気の証拠がどんどん集まりにくくなってしまうのです。
そうなってしまえば、浮気について話し合いを行うこともできなくなってしまいますし、夫を野放しにしている様な物になります。
そのため、夫が絶対に言い逃れできない証拠や、普段の行動を観察して日記やメモに取っておきましょう。
メールやLINEのやり取りだけでは、夫を認めさせるには弱かったとしても、普段の行動から浮気相手と会っていそうな日が掴めれば、〇月〇日に浮気相手と会っていたよねと追撃を行うことができます。
しかし、その日浮気相手と会っていないとなると夫は強気に出てしまうので、普段の行動から怪しい日を絞ることができたら、ボイレコを設置したり、ドライブレコーダーを確認して更なる証拠を集めます。
相手が言い訳をしてきた時に、小出しで証拠をどんどん出していく事で完全に全てバレていると思わせることが大切です。
もちろん、浮気を疑っているや証拠を集めていると思われてしまうと警戒されてしまいますので、まずは平然を装うことが重要です。
夫を問い詰める前に考えておくことは?
まず、今後自分がどうしていきたいのかを考えましょう。
ただ、がむしゃらに相手に浮気を認めさせたいだけでは何の解決にもなっていません。
夫婦関係をやり直したいのか、離婚をしたいのか、浮気相手の女性にも制裁を加えたいのかなど、自分がどうしていきたいかを考えることが大切です。
今後自分がどうしていきたいかを決めたら、そのゴールに向かって何が必要なのかを考えます。
夫婦関係をやり直したいと考えた人は、夫が二度と浮気しないようにするのはもちろんのこと、夫の気持ちも理解していかなければなりません。
なぜ、浮気してしまったのかや自分のことをどう思っているのか、今まで以上に夫婦関係をよくするにはどうすればいいのかをお互いが、納得いくまで話し合う必要があります。
もちろん、浮気をしていた夫が悪いに越したことはないのですが、家庭に自分の居場所がないと感じてしまえば、また浮気を繰り返してしまうでしょう。
また、二度と浮気をさせないために、念書や誓約書を作成しておくことで、夫の浮気への抑止力になります。
本当に反省をしているのであれば、書いてくれない夫はいないでしょう。
離婚を選択する場合は、離婚の条件を有利に進めていく必要があります。
そのためには、離婚原因が夫側にあったと認められる証拠が必要になります。
法律的に必要な証拠としては、不貞(肉体関係がある)の証拠が必要となります。
不貞の証拠に関しては、浮気相手に慰謝料を請求する際にも必要になってきます。
不貞の証拠を持っておくと、夫への慰謝料請求とは別に、子供の親権、養育費、面会交流、財産分与などで有利に条件を決められるケースが多いです。
つまり、離婚を進めていくうえで、不貞の証拠は切り札になる証拠と言えます。
準備ができたら
自分が今後どうしたいのかが分かり、必要な証拠も集め終えたら夫に問い詰めましょう。
一番最初に問い詰める際は、夫も予想だにもしていないのでボイスレコーダーで録音しておくことをおすすめします。
もちろん言い訳が返ってくることが、多いでしょうからこれは何と少しずつ証拠を出していきましょう。
相手が観念して、全てを白状した場合は、どこの誰といつから、浮気の関係にあるのか聞きましょう。
相手が日にちを短く言ってくる可能性もあるので、メールやLINEでのやり取り、日記やメモでの怪しい日について言及していくことで裏付けを行っていきます。
最後まで認めないような相手には、不貞の証拠があることを教えてあげましょう。
夫に勝ち目がないことを悟らせてあげれば、何も言えなくなるでしょう。
そうすれば、あとは自分の考えを夫に伝えて、できるだけ自分の意見が通るように話し合いを進めていくだけです。
まとめ
夫に浮気を問い詰める時は、一番最初が肝心。
自分が今後どうしていきたいのかを考える。
ゴールが決まった後は、そのための証拠を集めて、夫が言い逃れができない状況を作り上げる。
浮気について問い詰める際は、ボイスレコーダーで録音しておく。
夫の浮気にお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。