ご依頼者様
パート業をされているN様。
旦那様は、建設会社勤務(49歳)
大学生の娘様がお一人上京中。
1年ほど前から休みの日も家にいることが多かった旦那様が、何も言わずに出かける様になった。
当時、どこに行くのと聞いたところ『どこでもいいじゃん』と開き直って教えてもらえなかった。
ここ半年間は、もはや聞くこともしないためか平日でさえ遅くなることが増えた。
しかし、5日前に旦那様が、急に離婚の話を切り出してきたため、大喧嘩することに。
『もうお前とは無理だから、勝手に出ていく』と言って行先も教えぬまま本当に出て行ってしまった。
1年間の様子を振り返ってみると、浮気相手がいるに違いないと思ったN様は、弊社にご相談いただことになった。
調査概要
まず旦那様がどこで寝泊まりしているのかを調査することに。
そのため、会社から退勤後に尾行をして生活拠点を割り出すことになる。
仕事終わりに遅くなるということが増えたこともあり、浮気相手の女性と会っていれば不貞の証拠も押さえる事ができるとなおよい。
仕事が終了する19時に合わせて、勤務先に配置することとなった。
調査は、生活拠点の割り出しと不貞行為の立証、浮気相手の女性の特定を踏まえ4日間の調査を実施することに。
調査開始
1日目
18時に会社前に到着し、調査を開始した。
19時前に、お一人で退社される旦那様を確認した。
旦那様は、徒歩5分程にある地下鉄に乗車し、当方駅から4駅離れた駅で下車した。
駅の改札を出て向かった先は、とあるマンションであった。
マンションで部屋番号を入力してインターホンを押すと、女性の声で玄関を開けてもらうの確認した。
入力した番号をカメラで把握して、旦那様の生活拠点であるマンションの一室が判明した。
また、女性と同棲状態になっていることも同状況から思料された。
帰宅後、旦那様が出られることがなかったため、調査を解除した。
2日目
昨日のマンションで寝泊まりをしていることを確認するため、旦那様の出勤時間に合わせてマンション前で調査を開始することに。
7時45分にマンションから出てくる旦那様を確認し、同居で寝泊まりをしていることを確認した。
出勤後は、動きが見られないため、退勤時間まで一時調査を解除することとした。
退勤時間になり、調査を再開すると旦那様が出て来るのを確認した。
前日同様に地下鉄で、マンションのある駅へと向かうのを確認する。
この日は、マンションに直接行かずスーパーへと入るのを確認した。
スーパー店内で、女性と合流して食品を二人で見て購入した。
スーパーから出た2人は、仲良く会話をしながらマンションへと2人で入っていった。
そのため、この女性が浮気相手の女性だと特定することができた。
以降、2人がマンションから出る事はなく、2日目の調査を終了した。
3日目
朝、マンションから出て来る旦那様を撮影し、二度目の宿泊の証拠を押さえる。
マンションに旦那様が帰宅されることが判明したため、女性の素性を調べる事にした。
旦那様が、マンションから出た2時間後に、ようやくマンションから浮気相手の女性が出て来るのを確認した。
浮気相手の女性は、マンションから徒歩15分ほど離れた英会話スクールへと入っていった。
同英会話スクールのHPを確認したところ、講師のところに同女性を発見することができた。
講師紹介の欄には、同女性の名前も載っており、人物の特定も行うことができた。
英会話のスケジュール表を確認するとスクールは、15時半までとなっており同時刻周辺に退社すると思料された。
16時、浮気相手の女性が英会話スクールから出て来るのを確認する。
帰宅途中、薬局に立ち寄りそのままマンションへと帰宅した。
19時半、旦那様が浮気相手の女性のマンションに入っていくのを確認する。
その後、外出することなく調査を終了した。
次に日は、休日だったため2人で出かけるところを押さえることとなった。
4日目
午前10時、2人がマンションから出て来るのを確認した。
近くの喫茶店へと入り、2人でモーニングを取るのを確認する。
その後、2人は近くの公園へと散歩に出かけた。
散歩中を時折、手を繋いで歩く様子を撮影することができた。
13時に2人でマンションへと戻るのを確認した。
ベランダに干してあった洗濯物を2人で取り入れるのを撮影。
17時、2人でマンションから出て来るのを確認した。
2人は、歩いて10分程にある居酒屋へと入っていく。
調査最終日ということもあり、調査員も居酒屋の中へと入った。
中では、今後の二人の生活についてお酒を飲みながら話す様子も確認することができた。
19時に同店から出た2人はカラオケへと入り、2時間後にお店から出るのを確認する。
カラオケを出た2人は、手を繋ぎながら女性のマンションへと入っていった。
調査結果
浮気相手女性のマンションに複数回の出入りを撮影することができたため、不貞行為の立証にあたる。
N様は、女性宅に慰謝料請求300万円の内容証明を送り、受け取った女性とそれを見た旦那様からは謝罪の連絡が入った。
謝罪のために戻ってきた旦那様には、離婚の条件を提示して全ての条件を飲ませることができた。