9月も半ばを過ぎたのに、最高気温が35℃を超える猛暑日となる地域が多数見られます。
中秋の名月を過ぎ、本来なら涼しく感じるはずの時期ですが、近年の気候変動の影響でしょうか。
今週末の雨により、暑さもさすがに落ち着くのではと見られていますが、まだまだ熱中症にならないよう、警戒する必要がありますね。
さて今回は、浮気相手と別れさせるのに手切れ金は必要か、支払わなくてよい理由は何か、どんな対処をすべきかといったことについて詳しくお話ししていきます。
パートナーと浮気相手をキッパリ別れさせるために、手切れ金を支払うべきか悩んでしまうこともあるでしょう。
この記事では、皆さんが気になる内容について、クローズアップしていきます。
1.浮気相手と別れるのに手切れ金を渡すべき?その前に確認することは?
まずは、浮気相手へ手切れ金を渡す前に確認することについて、詳しく見ていきます。
それぞれ、よく読んでみてください。
その1:何の目的で渡すのか?
浮気相手に何の目的で手切れ金を渡すのか、考えてみましょう。
第一の目的は、パートナーときっぱり別れてもらうことに間違いありません。
お金を渡すことで、割り切って別れてもらえるケースは多いものです。
また、今回のことを一切他言しない、といったことを約束してもらうこともできるでしょう。
確固たる目的があっての支払いなら、当事者同士の問題ですし、関係のない人間がとやかく言うこともないかもしれません。
その2:いくらぐらい渡すつもりか?
パートナーと浮気相手が別れてもらうために、大体いくらぐらい渡すつもりでしょうか?
数万円程度では、浮気相手が納得して別れてくれるとはいえません。
しかし、あまりにも大金を渡すのも考えものです。
たとえば、パートナーが浮気相手の生活費を援助していた場合などは、数か月分の生活費と考えると妥当といえるでしょう。
そうなると、数十万円程度が一般的な金額といえます。
その3:本当に渡す意味があるか?
とはいえ、本当に浮気相手に手切れ金を渡す意味があるのか、ここで再び考えてみてください。
そもそも、既婚者と一線を越えたのは浮気相手の完全な落ち度です。
民法では、既婚者と肉体関係を持つことは、不貞行為であり不法行為に当たります。
つまり、浮気された側から浮気相手に対して、慰謝料を請求する正当な理由になるのです。
たとえ何らかの理由で浮気相手から手入れ金を要求されたとしても、こちらからも浮気相手に慰謝料を請求する権利があるのですから、手切れ金の支払いは無意味といえます。
2.浮気相手に手切れ金を支払いたくない!どうする?何をやるべき?
いろいろと考えて、やはり浮気相手に手入れ金を支払いたくないとの結論を出したら、次に何をやるべきなのでしょう。
ここでは、浮気された側の皆さんにとって確実に有利に進めるために必要なことを具体的にご紹介します。
その1:浮気の客観的な証拠をつかむ
大前提として、浮気の客観的な証拠をつかんでおきましょう。
浮気の客観性な証拠があるからこそ、浮気相手を法的に正々堂々と追及できるのです。
そのためには、信頼できる探偵事務所に浮気調査を依頼することがおすすめです。
自分で調査するより確実かつ効率よく客観的な証拠をつかんでもらえ、話が早く進みます。
その2:浮気問題に詳しい弁護士に相談する
浮気の客観的な証拠をつかんだら、次に浮気問題に詳しい弁護士に相談しましょう。
豊富な法律の知識とこれまでの経験により、ベストな対処法をアドバイスしてもらえます。
同時に、浮気相手に対する手切れ金問題についても相談でき、大変有意義です。
弁護士費用を支払っても、十分にメリットがあるといえます。
その3:浮気相手に慰謝料を請求する
弁護士のアドバイスを受けながら、浮気相手に慰謝料を請求しましょう。
浮気の慰謝料は、大体50万~300万円です。
実際にどれぐらいの金額を請求するかについては、個々の状況によります。
弁護士とよく相談し、浮気相手の支払い能力も参考にして、妥当な金額を提示しましょう。
その4:示談で収まらない場合は法的な手段に出る
まずは、話し合いの場での直接請求や内容証明郵便の送付など、示談の形で慰謝料請求を進めていくとよいでしょう。
この段階で支払ってもらうことができれば、問題ありません。
ただし、浮気相手が手切れ金を要求してくる、こちらからの連絡を一切無視するといった場合は、法的な手段に出る必要があります。
弁護士に相談しながら、管轄の家庭裁判所で慰謝料請求訴訟の手続きを進めていきましょう。
まとめ
今回は、パートナーとと別れさせるために浮気相手へ手切れ金を支払う必要はあるか、支払わなくてよい理由は何かといったテーマで詳しくお話ししました。
既婚者と一線を越えることが法的・倫理的にも許されないことは、浮気相手も理解しているはずなので、特別な理由がない限りは手切れ金を支払う必要はありません。
むしろ、浮気相手に対して、合法的な制裁方法として慰謝料を請求するべきといえます。
なお、浮気相手に対して慰謝料を請求するためにも、信頼できる探偵事務所に浮気調査を依頼し、浮気の客観的な証拠をつかむことが大切です。
私どもでも名古屋市をはじめとする愛知県内にて数多くの浮気調査をご依頼いただき、おかげさまで大変ご好評をいただいています。
ご相談・見積もりは無料ですから、お一人で悩まず、お気軽にお問い合わせください。