今回は、「旦那様に突然別居されてしまった奥様」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:奥様(S様48歳) 対象者:旦那様
調査場所:愛知県安城市
依頼内容
依頼者様は現在結婚25年目、専業主婦をされているS様48歳。
結婚後、現在3人の子供がおり、幸せな生活を送っていたとのこと、旦那様との関係も少なくとも奥様は良好だと感じていたようでした。
しかし、半年前に旦那様から突然の別居宣言を言い渡されてしまったということです。
奥様は別居を言い渡されるような心当たりは一切ないと言いますが、現在は既に旦那様は勤務先の近くに安いアパートを借りて住み始めているとのことでした。
旦那様は、奥様には居住地を教えてくれていないが、子供たちには現在住んでいるアパートの住所を教えているらしく、何度か子供たちに旦那様の様子を見に行かせたということですが、アパートには女物の私物がいくつか見られ、子供たちも女の影を感じたということでした。
長女は結婚を視野にいれている交際相手がいることから、今離婚になったり大事になると体裁が悪い事、結婚生活も長いことから、奥様は一時の浮気であれば耐え忍ぶつもりであったようですが、長女から調査会社への依頼を提案され、後押しされる形で弊社に依頼にいらっしゃいました。
調査内容
別居から半年も経っているものの、ご主人は大変狭いアパートに住んでいることから、定期的に自宅に荷物を取りに帰ってくることや会社内での不幸があった際は奥様に連絡をし喪服を用意させるなど、完全な別居状態ではなかったため、調査依頼をせずに我慢しているのも理解できるものでした。
長女が調査依頼を強く勧めた理由はいくつかあり、「自宅から遠い、北陸でのスピード違反の通知書があること」、「土日に旦那様を訪ねても不在であることが多々あること」、「旦那様のアパートに女性の私物がおいてあること」などから浮気を確信してのことだったようです。
調査は土日にどこへ外出していくのか、について焦点を当てて行いました。
調査結果
旦那様は調査中毎回同様の行動に出ました。
金曜日仕事をおえると、そのまま車で北陸まで移動、北陸ではなんと20年以上前から生活を共にし、周囲からは夫婦と認められる妻と子供がいるようでした。
子供が去年入籍したことで、北陸でも夫婦として周囲の家に挨拶に回ったと言います。
その後、北陸の妻から、愛知県の妻とは別居してほしいと提案され、旦那様が答えた形で別居されたようです。
その後は、毎週同様に金曜日仕事が終わり次第北陸へ帰宅、平日は愛知県に戻り仕事をするという生活を繰り返しているようでした。仕事終わりでそのまま北陸へ長時間の運転を繰り返していることから、疲労や判断力の低下から、車にたくさんのへこみ傷があったり、複数のスピード違反の通知書を受け取ることになったようです。
周囲の世帯には徹底的に聞き込み調査を行って、多くの事が分かりました。
旦那様は元々北陸出身であり、現在の妻(北陸、法律上は結婚していない)は幼馴染で高校まで同じ学校に通っていたということでした、その後、愛知県で仕事を始めた旦那様は愛知県内で妻子を持つことになったようですが、結婚後、地元北陸での同窓会で幼馴染である女性と親密になり、不倫、重婚生活が始まったようでした。
北陸妻は、周囲の人間にたいして、「夫は平日愛知県で働いて週末に帰ってくる」と公言していたようでした。
まとめ
長女と奥様が弊社事務所に二人でおこしになり、調査報告書を提出しました。
長女も奥様もあまりの事実に驚きを隠せないようでした。
奥様は離婚を決意したようで、裁判の結果、離婚が成立。
旦那様は奥様の要求を全てのみ、旦那様の自宅と退職金を全て奥様が受け取る形で奥様の一方的な勝訴になったようでした。
今回の事例は、探偵事務所を営んでいても、比較的酷い例ですが、旦那様が実は他所で別の妻子を持ち、二重生活を送っている例は少なくありません。
旦那様の行動を怪しく思った場合は、ぜひしゃちほこ探偵社にご依頼ください。