パートナーが浮気をしていると分かった時に、最初から探偵に頼もうと考える方は少ないと思います。
まずは、ご自身でパートナーの様子を探って、調査する方が多いのではないでしょうか?
今回は、自分で浮気調査をする方法やその際の注意点について解説していきたいと思います。
『そもそも浮気の証拠って何があればいいの?』
浮気の証拠で最も必要なのが、法律でも定められている不貞(肉体関係)の証拠になります。
具体的な例をあげますと、
・ラブホテルの出入りを収めた写真や動画
・不貞行為をしていたと分かるメッセージや会話の音声
・不貞行為中の写真や動画、音声
になります。
『じゃあそれ以外の証拠は、意味ないの?』
と疑問に思われる方も多いでしょう。
もちろんそんなことはございません。
不貞の証拠と組み合わせることでより効果的な証拠として認められることができます。
例えば、メールやLINEでのやり取りが始まった日付や文面から関係性の長さや仲の親密さなどが分かります。
そうすれば、パートナーや浮気相手が、まだ知り合って間もないと嘘を付いても証拠として出すことが可能です。
パートナーの怪しい日の行動を日記に書いておけば、嘘を付いて出かけていたことや会っていた日の回数などが分かります。
つまり、細かい証拠でも集めていけば、パートナーや浮気相手に対して強く出られるようになるということです。
また、不貞の証拠さえ掴んでおけば、離婚時において最強の切り札になることは間違いないでしょう。
自分で浮気調査する方法
自分でできる浮気調査の方法を8個紹介したいと思います。
方法としては、
・パートナーの携帯を見る
・カバンや財布を探る
・GPSを付ける
・ボイスレコーダーを仕掛ける
・隠しカメラを仕掛けておく
・SNSのアカウントを調べる
・自分で張り込み、尾行する
があげられます。
◆パートナーの携帯を見る
まず一番最初に調べて見る方が多いのが、パートナーの携帯だと思います。
浮気相手と会うには、やはりメッセージやLINE、電話などで日程を合わせないとできません。
そのため携帯は、最も浮気の証拠が残っている確率が高いです。
しかし、もちろん浮気をしている側は、バレないようにやり取りを事前に消去していたり、浮気相手の名前をわざと変えていたり、LINEの非表示リストに隠したり、別の連絡が取れるアプリを使っていることがあります。
そのため、隅々と携帯の中身をチェックすることで、浮気のヒントが見つかるかもしれません。
◆カバンや財布を探る
カバンや財布にあるレシートや領収書、手帳から浮気の証拠を掴みましょう。
もちろんラブホテルのレシートなどがあれば一番いいですが、そんな間抜けな人は浮気調査をしなくても自分で墓穴を掘る方でしょう。
重要なのは、日付や金額、手帳の予定などです。
今日は、会社の飲み会なんだと出かけた日のレシートや領収書が見つかれば、何人で飲んでいたのかやどんなお店だったのかを知ることができます。
例えば、普段お洒落なお店なんか利用しない人が、お洒落なお店のレシートや領収書を持っていたらおかしいと思いませんか?
パートナーの言っていた予定と日付を組み合わせることで嘘をついているかどうかを見抜けるでしょう。
また、手帳の予定を確認することで誰とどこで何をするのか把握することができます。
例えば、会社で毎日顔合わせる様な人ととのプライベートの予定がたくさん入っていたら、もしかしたら浮気相手との予定かもしれません。
よっぽどの仲良しでなければ、プライベートでも頻繁に会ったりはしないですからね。
◆GPSをつける
GPSを付ける事によって、相手の居場所や行動を確認することができます。
携帯のGPS昨日であれば、常に携帯の充電がある人が多いので電池が切れることなく確認することができますが、ほとんどの携帯GPSアプリでは、お互いが了承を得てからでないと入れることは難しいでしょう。
そのため、カバンや車など絶対に見つからない場所につけることが大切です。
しかし、GPSは永久に電池が持つ製品はないので、充電する際にすぐに回収できるような場所をおすすめいたします。
注意点としては、GPSの証拠だけでは不貞は立証できないのでそれだけで慰謝料請求を推し進めることは難しいです。
あくまでもGPSでの調査は、普段の動きや怪しい場所を探る道具だと思って活用いたしましょう。
◆ボイスレコーダーを仕掛ける
浮気相手と接触するであろう場所にボイスレコーダーを仕掛けておくのもいいでしょう。
車に乗って普段移動する方であれば、浮気相手を車に乗せるかもしれません。
家に連れ込んでそうな人には、寝室など行為が行われる場所に仕掛けましょう。
会話の中に不貞関係を証明する内容や次の会う日程が分かるかもしれません。
一番は、もちろん不貞行為中の録音が取れる事ですが、聞く方は精神的に来るものがございます。
◆隠しカメラの設置
浮気相手を自宅に呼んでいそうな人や車に乗せていそうな人は、隠しカメラを仕掛けておくのをおすすめいたします。
最近の隠しカメラは、全くカメラに見えないものが多数あります。
また自宅の場合、コンセントにさせるようなタイプであれば携帯でリアルタイムで確認することができたり、永久的に録画も可能です。
上手くいけば、一発で効力のある不貞の証拠が押さえられる可能性があります。
◆SNSのアカウントを調べる
最近のSNSでは、メッセージはもちろん通話やビデオ電話も可能です。
LINEやメッセージに怪しい内容がなかった場合、SNSで連絡を取り合っているかもしれません。
また、SNSのアカウントは複数持つこともできるので、アカウントが他にもないか調べて見ましょう。
この方法はあまりお勧めしませんが、ご自身でパートナーが引っ掛かりそうな異性のアカウントを作成し、わざと浮気を促すやりとりを行うことでパートナーが浮気する人間かどうかを見極める事もできます。
◆自分で尾行・張り込み
探偵が最もおすすめしない自分で調査する方法です。
やはり常に一緒にいる人が、張り込みや尾行をしているとどうしても気づかれてしまいます。
一度でも警戒されてしまうと、証拠を撮る事は難しくなってしまいます。
そのため、自分での尾行・張り込みは一番やってはいけません。
しかし、どうしても探偵を雇うほどのお金がなく、自分でラブホテルの出入りや相手の自宅を撮影したいのであれば要点だけを押さえる事を意識しましょう。
尾行がバレる時は、最初から最後までずっと付いていこうと思っているからバレます。
なので、重要なポイントだけ分かっていればわざわざ尾行する必要はありません。
例えばGPSで行動を確認しておいて、いつも使うホテルやいつもいる住所さえ判明しておけば待ち構えるだけで済みます。
出入口が撮影できる場所にカメラを仕掛けてずっと録画をしておけば何もしなくても証拠が押さえられます。
ただし、他人の敷地にカメラを置いたりや、カメラで撮影していることがバレた場合、トラブルの原因になりますのでくれぐれも注意しましょう。
まとめ
自分で浮気調査を行うどの方法でも、パートナーに調査していることがバレてしまえば、効果的な証拠を集めるのは困難になります。
警戒されている状態で探偵に頼んだ場合、何もしなかった時に比べて証拠を撮影するまでの期間が長くなり費用も高くつくことにもなりかねません。
自分でできることとプロに頼む所を明確に分けて自分で調査してみてはいかかでしょうか?