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2024年8月13日
探偵豆知識

【探偵豆知識】夫が浮気相手からDVを受けた!慰謝料を確実に受け取る方法は?

2024年パリオリンピックが閉会式を終え、4年に1度のスポーツの祭典が幕を下ろしました。

何かとお騒がせなことが多かった今回のオリンピックですが、ぜひとも次回に向けて改善すべき点を洗い出し、しっかり対応していただきたいものです。

次回の2028年ロサンゼルスオリンピックでは、選手たちが理不尽な扱いを受けることがないよう、今から祈りましょう。

さて今回は、夫が浮気相手からDVを受けた場合に慰謝料を確実に受け取る方法について詳しく見ていきます。

既婚者と浮気をしただけでなく、さらにDVの事実もあるとなれば、妻として浮気相手にはきっちり制裁を受けてもらいたいですよね。

この記事では、こうしたパターンについて、詳しく見ていきましょう。

1.夫が浮気相手からDVを受けた!どんな条件で慰謝料を請求できる?

最初に、夫が浮気相手からDVを受けた場合に、どんな条件で慰謝料を請求できるのかについて詳しく見ていきます。

浮気相手にきちんと制裁を受けてもらうためにも、よく読んでみてください。

その1:浮気の客観的な証拠がある

浮気相手に浮気の慰謝料を請求できる条件として、浮気の客観的な証拠があることが前提になります。

浮気の客観的な証拠とは、2人が性行為もしくは近い行為をしている画像や動画、2人がラブホテルに出入りしている画像や動画などです。

こうしたものは、誰が見ても2人が浮気していると判断できることから、浮気の客観的な証拠と認められます。

反対に、画像や動画・音声が不鮮明で2人のものか分からないものなどは、客観性が乏しいと判断されるので注意が必要です。

その2:DVの客観的な証拠がある

DVについても慰謝料を請求するには、DVの客観的な証拠も必要になります。

DVの客観的な証拠とは、ケガなどの被害の医師の診断書、ケガの日時と状況が明確に分かる写真、DVの現場を撮影もしくは録画したものなどです。

こうした証拠があれば、DVの事実があったと客観的に証明することが可能になり、DVの慰謝料が請求できることがあります。

また、DVによって傷害を受けた場合は、客観的な証拠を添えることで、傷害罪として被害届を出すことも可能です。

その3:浮気相手に情状酌量の余地がない

浮気相手に情状酌量の余地がない場合も、慰謝料を請求できる条件といえます。

情状酌量の余地とは、浮気相手が十分に反省していて再発の可能性が低い、DVではなく偶発的な事故で夫がケガをした、夫が浮気関係を強要していたなどです。

上記のような条件に当てはまらず、完全に浮気相手の責任において既婚者と肉体関係を持ち、さらにDVまでしていたとなれば、情状酌量の余地があるとはいえません。

浮気をした上にDVもしたのですから、法的な制裁をきっちり受けてもらうべきでしょう。

2.夫の浮気相手に制裁を与える!確実に慰謝料を支払ってもらう方法は?

夫の浮気相手に制裁を与えるには、一つずつ確実に準備を進める必要があります。

ここでは、浮気相手に確実に慰謝料を支払ってもらう方法を詳しく見ていきましょう。

その1:浮気とDVの客観的な証拠をつかむ

まずは、浮気とDVの客観的な証拠をつかみましょう。

浮気相手に制裁を与えるには、相応の根拠が必要になります。

そのためにも、信頼できる探偵事務所へ早めに相談し、浮気の客観的な証拠をつかむことが大切です。

同時に、DVの被害については、医師の診断書を取る、DVを受けたことによるケガなどを撮影しておくといった方法で客観的な証拠を残しましょう。

その2:浮気問題やDV問題にに強い弁護士を味方にする

次に、浮気問題やDV問題に強い弁護士を味方にしましょう。

誰に頼ったらよいかよく分からない場合などは、浮気調査を依頼した探偵事務所から紹介を受けることも可能です。

弁護士を味方にすることで、法律の知識に基づいた有益なアドバイスをもらうことができます。

また、慰謝料の請求手続きや訴訟手続きなど、法的な手続きを代行できるのも大きなメリットです。

その3:ステップを踏んで制裁する

弁護士と相談しながら、浮気相手に対して制裁を与えましょう。

まずは、示談という形で、浮気相手に対して慰謝料請求を行う方法があります。

法的に訴えないことを前提に、こちらから提示した金額を慰謝料として支払ってもらう方法です。

今回は、浮気に加えてDVがあり、客観的な証拠もあるのですから、具体的な金額について弁護士とよく相談して決めるとよいでしょう。

その4:最終的には法的に訴える

浮気相手が示談に応じない場合や、応じたはずなのに慰謝料が支払われない場合などは、法的に訴えることで制裁を与える段階になります

浮気だけなら、慰謝料請求訴訟だけで済みますが、今回はDVが絡んでいるため話が複雑です。

DVについては、客観的な証拠を揃えた上で、警察に被害届を出すことを検討してみるとよいでしょう。

被害届が受理されれば、浮気相手が取り調べを受けることになります。

まとめ

今回は、夫が浮気相手からDVを受けたケースで、慰謝料を確実に受け取る方法について詳しくお話ししました。

浮気もDVも、決して許されることではありませんから、ここは夫の浮気相手に合法的な方法できちんと制裁を受けてもらうべきです。

浮気相手に浮気とDVの慰謝料を両方支払わせるには、どちらも客観的な証拠があることが前提になります。

まずは、DVで受けた外傷などの診断書を医師に書いてもらう、信頼できる探偵事務所に浮気調査を依頼して浮気の客観的な証拠をつかむようにしましょう。

なお、私どもでも名古屋市を含む愛知県内にて数多くの浮気調査をご依頼いただき、おかげさまで大変ご好評をいただいています。

ご相談・見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお問い合わせください。